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佐木隆三さん78歳=直木賞作家 裁判傍聴ルポも

直木賞作家で、裁判傍聴を重ねる手厚い取材方法により犯罪に迫る作品で知られた佐木隆三(さき・りゅうぞう<本名・小先良三=こさき・りょうぞう>)=さんが10月31日午前8時40分、下咽頭(いんとう)がんのため北九州市小倉北区の病院で死去した。78歳。葬儀は近親者で営む。喪主は長男小先隆三(こさき・りゅうぞう)さん。後日、お別れの会を開く予定。  1937年、旧朝鮮咸鏡北道(現・北朝鮮)生まれ。父は太平洋戦争で戦死し、41年に母親に連れられて帰国した。北九州市の福岡県立八幡中央高校卒業後、同市の八幡製鉄(現・新日鉄住金八幡製鉄所)に事務員として入社。勤務の傍ら小説を執筆し、同人雑誌などに発表した。新たな労働者文学の作家として次第に注目を集め、63年に企業のリストラを風刺した小説「ジャンケンポン協定」で新日本文学賞を受賞した。  64年に退社し、文筆業に専念。福岡などで計5人が殺害された広域殺人事件を取り上げた「復讐するは我にあり」を75年に出版し、翌年の第74回直木賞に選ばれた。  この作品で、裁判や事件現場での取材を積み重ね、犯罪者の内面を描き出す独自の作風を確立。その後もオウム真理教による一連の事件などで法廷に足を運び多数の作品を発表した。著書に「身分帳」(伊藤整文学賞)、「小説 大逆事件」「越山 田中角栄」「宮崎勤裁判」などがある。  99年に東京から故郷の北九州市に転居し、2006年から12年まで同市立文学館の初代館長を務めた。99年10月から13年9月まで毎日新聞西部本社版で月1回「マンスリー事件簿」を連載し、社会を揺るがす事件や裁判を鋭い視点で読み解いた。  近親者によると、佐木さんは喉の腫れで今年9月下旬に病院を受診し、がんが見つかった。30日に入院し、その日に気管切開したため、周りとは筆談でやりとりしていたという。 レディース バッグ ブランド メンズ バッグ 人気 ブランド 財布 人気 ベルト メンズ 人気 ライター スタージュエリー アイフォン ケース メンズ バッグ 人気 ヴィトン メンズ バッグ プラダメンズバッグ